「変わりたいのに、変われない」
そういった悩みを解決に導く
内向型・HSP専門カウンセラー
とうげもとこ です。
自分の中の怒りの感情に、翻弄され、苦しんでいる人はいませんか?
今回で、怒りシリーズも④ー2になりました。
怒りの感情①では、30年間怒りに翻弄された私の経験の話しをしました。
怒りの感情②では、怒りの仕組みを、理屈で説明して、怒りは嫌な物じゃないということをお伝えしました。
怒りの感情③では、怒りの正しい扱い方。その結果、愛と感謝がわくという結論をお伝えしました。
怒りの感情④ー1では、怒りの扱い方(具体的:STEP1・2)
今回は、怒りの感情③でお伝えした、
怒りの扱い方を、もう少し具体的にお伝えしていきますね。
これも、少し長めになるので、
④-1,④-2と分けていきます。
怒りに翻弄さて苦しい方も、
怒りを自分の心地良い人生のチャンスにしていくと、
結果、怒りが減るという人生の逆転を体験されると思います。
STEP1 怒りを正面から感じてあげる
STEP2 怒りの元になる一次感情を見て、寄り添ってあげる
STEP3 怒りを感じた出来事について、自分に質問してあげる
怒りは、自分が大切にしている物が傷つけられる時に感じやすいです。
STEP2で、一次感情を感じ、自分の心に十分に寄り添ったら、
自分に良い質問をしてあげます。
「私は、何を守りたいかったの?」
「私は、(相手に)どうして欲しかったの?」
「私は、どうしたかったの?」
「それは、怒りで解決できる?」
「もし、次も同じことが起こったら、どう対処する?」
「同じことが起こらないように、私が今できることは、なんだろう?」
☆「今、自分のために、簡単にできることはあるかな?」
良い質問は、自分自身に深い気づきを与えてくれて、
成長につながります。
逆に、悪い質問ばかりを自分にしてる人は、
自分がどんどん不幸になっていくので、気を付けてくださいね。
×「なんで、こんなにイラついちゃうんだろ?」
⇒大抵「それは、私が器が小さいからだよ」など、自己否定で終わる…
×「どうして、私ばっかり、こんな目に合うんだろう?」
⇒「自分は運がない人間だからだよ」など、ネガティブな信念につながるので、危険
×「どうやって、あいつを懲らしめてやろう?」
⇒大抵、それを実行することはなく、時間の無駄。
⇒実行したら、トラブルになって、環境悪化…
⇒憎しみは、まわりまわって、自分に返ってくる…
STEP4 自分の為に、行動してあげる
STEP3の良い質問答えが出たら、
その回答を元に行動してあげましょう!
行動は、最大の暗示なので、
前向きな行動をしていくと、
自分に癒しと成長を与えてくれます。
その時の注意点は、
行動は、大胆なことや難しいことはしないこと。
潜在意識は大きく変化することを嫌うので、
大きな行動変容すると、反発がきます。
あなたにとって、簡単にできることを行動にしていきましょう。
逆算や段階に分けて考えて行くと、できることが分かりやすくなるのでお勧めです。
有言実行と言っても、実行できない時もあります。
そんな時、自責癖がある人は、自分を責めてしまうので、
「行動できなくて、落ち込んでる自分に気付くことができた!!成長!!」
と、できたことに変えてください。
その後「じゃぁ、自分にできるもっと簡単なことは?」と目標設定のレベルを下げてあげてください。
私のレベル下げお勧めは、
日中だったら、「深呼吸しよう」
夜だったら「寝てしまおう」です。
全4回にわたって、「怒り」の感情について記事にしていきました。
怒りは、悪いものではありません。
ですが、扱いを間違ると、あなたを苦しめる根源になってしまいます。
怒りが多い人は、自分の中に安心感という拠り所がなく、
常に防衛態勢になっている状態です。
(最大の防御は、先制攻撃なので…)
世の中にむかって、常に防衛態勢(=臨戦態勢)だと、本当に疲れます…。
だけど、この4STEPに慣れてくると、
安心感が自分の中に芽生えて、
いつも防衛態勢必要はないんだな…と腑に落ちてきます。
安心に包まれた状態に慣れてくると、
怒りで気持を表現しなくていいので、
怒りを感じる頻度が減っていきます。
慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、
諦めず、是非、おためしください。
一人だと、やり方が分からず不安になって、
続かない・・ということもあります。
カウンセラーが伴走すると、やり方が分かって、
安心して行動でき、定着しやすいです。
もし、カウンセリング・心の扱い方について、知りたい方がいらっしゃったら、
お試しカウンセリングをご利用ください。
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