「変わりたいのに、変われない」
そういった悩みを解決に導く
内向型・HSP専門カウンセラー
とうげもとこ です。
自分の中の怒りの感情に、翻弄され、苦しんでいる人はいませんか?
今回で、怒りシリーズも④になりました。
(シリーズ④で終わりです)
怒りの感情①では、30年間怒りに翻弄された私の経験の話しをしました。
怒りの感情②では、怒りの仕組みを、理屈で説明して、怒りは嫌な物じゃないということをお伝えしました。
怒りの感情③では、怒りの正しい扱い方。その結果、愛と感謝がわくという結論をお伝えしました。
今回は、怒りの感情③でお伝えした、
怒りの扱い方を、もう少し具体的にお伝えしていきますね。
この記事もボリュームがありそうなので、
④-1、④-2と分けて記事にしていきます!!
怒りに翻弄さて苦しい方も、
怒りを自分の心地良い人生のチャンスにしていくと、
結果、怒りが減るという人生の逆転を体験されると思います。
STEP1 怒りを正面から感じてあげる
まずは、わきあがる怒りを、
怒りとして、思い切り感じてあげます。
なぜなら、怒りは、感じて、感じて、感じきると、
解放され、冷静になっていくからです。
具体的なやり方として3つ挙げておきます。
①安心安全な場所で叫ぶ!
一人きりになれる環境で、理性をとっぱらって、
怒りの言葉を叫んであげてください。
車の中や、湯船に口だけつけたり、枕に顔をうずめて。
「バカヤロー」「嫌い、嫌い、大嫌い」「お前が悪いんじゃー」「バカにすんなー」
「ふざけんなー」「なんで、そんなに偉そうなんだー!」
想いのまま叫んでいると、泣けてきたり、
本気で叫び続けると、数分で疲れ、どうでもよくなってきます!
②感情を紙に書き出し、捨てる!
紙に、怒りの感情を書きなぐってください。
文章として成り立ってなくていいです。
出てくる怒りの感情を言葉にして、書きなぐります。
言葉にできないなら、100均でクレヨンを用意し、
怒りの感情を感じながら、グルグルグルグルと丸を描きなぐってください。
感情にぴったりの色を選んで、クレヨンが折れても大丈夫です。
そして、最後は「あー、スッキリした!」と言いながら、
紙をビリッビリに破いて、捨ててください。
安全な場所であれば、燃やしても大丈夫です。
書くと言うアクションが伴うので、
怒りが外に出やすくなりますよ。
③イメージで吹き飛ばす
イメージは、お金も時間もかからず、場所も関係ありません。
怒りを感じた相手に、パンチパンチで、ボコボコにしてください。
ボカスカと効果音がするたびに、
相手を野球ボールくらいに小さくします。
そして、そのボールを「遠いお空に飛んでいけーー」と
(バビューン)の効果音と共にぶん投げて、
見えなくなるまで見送ってください。
①~③のように、怒りを怒りとして、感じきった後は、
必ず「あー、スッキリした」と言葉にしてあげてください。
この言葉に違和感を感じるなら、
まだ、怒りきれていません。
諦めずに、何度も何度も挑戦してみてください。
(※実際、私は③のぶん殴り方式を4~5回、多い時は10回ほどします)
STEP2 怒りの元になる一次感情を見て、寄り添ってあげる
怒りが解放されたら、かなり冷静になっているので、
怒りの元に隠された、一次感情を見てあげます。
一次感情を無視してると、後から大爆発が起こるので、
大事なステップです。(一次感情についてはこちら)
一次感情は、
不安・寂しい・悲しい・惨め・つらい・悔しい・落ちこむ
情けない・疲れた・怖い・しんどい・緊張する・一杯一杯だ
など、非常に弱々しい感情で、
自分でも気づきにくいです。
では、どうやって気づいていくかというと、
自分に対して、優しい口調で「本当は?」と質問して、
一次感情を意識しながら、
心の更に深い所を探ってください。
怒りを感じた場面【上司が、私の仕事にイチャモンつけてきて、ムカついた】
「怒りの下にある、本当のところは?」
→私には理由があって段取り決めたのに、理不尽に怒られて悲しい。
→いきなり大きな声で責めらて、怖かった。
→他の人の前で叱責されて、恥ずかしかった。
→言い返せなかった自分が、情けない。
→いつも話を聞いてくれず、一緒にいるの嫌だ。
一次感情が出てきたら、
そんな弱々しい自分に寄り添ってあげて、
そっと伝え返してあげて、
クッションを自分に見立てて、
ハグしてあげてください。
胸が締め付けられる、喉が詰まる、胃がギュッとするなど、
身体に感覚があったなら、
そこに手を当てて、その感覚を感じきってください。
「怖かったんだね」「恥ずかしかったんだね」「情けないと思ったんだね」「嫌なんだね」
「そっかそっか。よしよしよし」でOKです。
あなたが怒るのには、本当の理由があったんです。
理由があるなら、
自分だけでもその理由に耳を傾けてあげて、
自分自身を癒してあげてくださいね。
STEP3 怒りの理由を、自分に質問してあげる
STEP4 自分の為に、行動してあげる
少し、長くなってきたので、
STEP3,STEP4は、また次回の記事にしていきたいと思います。
関連記事