「変わりたいのに、変われない」
そういった悩みを解決に導く
内向型・HSP専門カウンセラー 峠素子 です。
相手に、自分の本心を伝えたい・・・。
その中で、特に、伝えにくいのが「苦情」「要求」です。
苦情や要求を言葉ではなく、態度で伝える方が多いので、
今回はその危険性についてついて書いてみました。
「(自分のことを)分かってくれない」という言葉をよく聞きますが、
具体的な状況や、やり取りを詳しく聞くと
「そりゃ、分からないよ」と思うことが、多々あります。
そういう人は、
伝え方以前に、「態度」に問題があるからです。
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【言いにくい、から、察してよ】
【私のことが大切なら、言わなくても分かるはず】
それが前提になっていて、
言いにくいこと(不満や苦情)を、
言葉以外で伝えようとしていませんか??
ドアをバンッと閉めて、怒りを表したり
忙しさ・慌ただしさを、相手に見せつけたり
不満がある時に、これみよがしに、ため息ついたり
相手の行動を、表情を曇らせ、見つめたり
明らかに不安があるにに、黙り込んだり
この、言葉に出さないコミュニケーションで、
不満・苦情を相手に理解してもらい、
問題が解決していくかというと、
答えはNOです。
なぜかと言うと、この態度は
「あなた、気づきなさいよ!」
「あなた、分かりなさいよ!」
といった、ダメ出し・命令のにおいがプンプンするからです。
当たり前ですが、
人は、ダメ出しや命令されることを嫌がります。
イヤな態度で相手に分かってもらおうとした時、
相手が怖がったり、気を遣って、行動してくれる時があります。
けれど、それは、心の距離はどんどんと遠ざかり、
良い未来・良い関係性にはつながらないのを覚えておいてください。
実は、私も昔は、この負のループにずっとはまっていました。
昔の私は、旦那さんに「きつい・しんどい」と言うことができませんでした。
だけど、疲労感で一杯の私としては、
この苦しさに気付いて欲しくて、労わって欲しかったのです・・・
「あー、きつい」「あー、疲れた」と、しんどいアピールを見せつけ、
「大丈夫?休んだら」という言葉を待っていました。
今、旦那さんに、昔のこういった行為をどう思っていたかを聞いてみたら
「すごい、嫌だった。だから、あえて気づかないふりした」
と言ってました…
今では、言葉でのコミュニケーションがお互いに上手になり、
非常にシンプルにお互いの気持を伝え合えます。
私「今日は疲れてるから、〇〇して欲しい」
旦那さん「分かった~」
非常に軽やかで、お互い支え合うことができ、
信頼関係も深まりました♪
言葉でのコミュニケーションを取っていくと、
お互いのズレがよく分かるようになります。
ズレがあったら、どうやって埋めていくかの話し合いなので、
命令・かけひきをする必要がありません。
結果、笑顔や優しい言い方・態度になり、
愛や感謝が言葉以上に伝わるので、
対人関係がスムーズになります。
まとめとして。
態度で相手に伝えても、あなたの真意は伝わりません。
むしろ、嫌なエネルギーだけ伝わっていくので、逆効果!!
苦情や要求を伝えることは、怖いかもしれませんが、
言葉で伝えないことにははじまりません。
アイメッセージ&アクショントークで、
相手にあなたの本当の気持を伝えていきましょう♪