「変わりたいのに、変われない…」
そういった悩みを解決に導くカウンセラー 峠素子 です。
前回、【HSP】止まらない一人反省会が、あなたの未来を重くする…という記事を書きました。
内向型やHSPの一人反省会は、ネガティブな習慣で、
自分の未来を重くしてしまう悪癖につながりません。
今回は、どうして一人反省会をしてしまうのか。
その原因と考えられることを記事にしてみました。
一人反省会をしてしまうのは…
１，完璧主義
２，まじめ
３．思いやりがある・優しい
４，繊細・敏感
完璧主義
完璧主義の人は、
自分に求める理想が高くなってしまいがちです。
しかし、人間は、常に最高のパフォーマンスはできません。
また、究極的には、この世界でおこっていることに、
何が正解で、どんな言動が最適解なのかは、誰も分からないのです。
最適解がなく、結果が分かった現在から過去を振り返り、
「もっと完璧にできたはずなのに…」なんて悔やんでも、苦しみしかわきません。
しかし、完璧主義な人は、
「（自分の頭の中の）理想通りではない」
「完璧なパフォーマンスができていない」と、
過去を振り返っては、
自分の出来ていなかった所だけに、目がいってしまいます。
自分の中の理想と現実のギャップが、
減点要素・ネガティブ要素となり、
延々と一人反省会にふけってしまいます。
まじめ
まじめで、誠実に向き合う姿勢は、素晴らしい長所です。
しかし、その分、
周囲の期待や、責任感という呪縛も背負ってしまいます。
仕事に対して責任を持つのはいいことかもしれませんが、
些細なことに対しても、周囲の期待を感じてしまい、
その期待に応えなければと責任を負い、頑張っていませんか？
まじめがゆえに、
周囲の期待に応えられているか、
責任を果たしていれてるかが気になり、
自分の言動を振返り、一人反省会…
責任を負うべき所、負わなくていい所、
分けて考えないと、永遠と一人反省会をしてしまいます
思いやりがある・優しい
思いやりがあって、優しい人は、
困っている人を放っておけません。
子供の頃に教えられた、「困っている人を助けましょう」を言葉通りに解釈し、
「自分を犠牲にしてでも、人を助けなければ」と、無自覚に自己犠牲的であったりします。
そうなると、
相手の問題や、相手の感情を自分が背負ってしまったり、
どうにかしてあげないといけない、と考え、行動してしまいます。
ゆえに、自分のちょっとした言動を振返り、
思いやりが足りなかったかな、
もっと、こう言えばよかったかな、と、
一人反省会を繰り返してしまいます。
「職場で元気がない人の仕事を、もっとフォローできたかもしれない…
自分は、気が利かない人間だ…」
「道を聞かれたのに、ちゃんと伝えることができなかった…
もっと、違う説明の仕方ができたのに…」等々
優しさ・思いやりがゆえに、自分の言動を必要以上に責めて、
一人反省会をくりかえしていると、一人相撲の茶番劇になってしまいますね。
繊細・敏感
繊細な人、敏感な人は、
多くの人が気づかないことにまで気づき、反応してしまいます。
これは、内向型・HSPなど、
生まれ持った気質的な物かもしれません。
また幼少期、環境的に常に気を張っていなければいけなかった子は、
大人になっても、周囲の反応に、繊細に、過敏に反応してしまいます。
人間は生きる為に、過去の危険や失敗を検証して、
よりよくするための方法を、見出さなければなりません。
なので、出来事に反応するということは、
過去のネガティブな出来事・感情と、自然に結びついてしまいます。
簡単に言うと、
出来事に対してマイナスの意味づけが癖になっているのです。
繊細に、敏感に反応してしまうということは、
ネガティブ・マイナスと結びつくことが増え、
結果、一人反省会につながってしまいます。
以上、一人反省会に陥ってしまう原因について、
色々、あげてみました。
次回は、一人反省会を止める為にできることを、記事にしていきます♪
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