本日クリスマスイブ。街中はクリスマスムード満点ですね。
先日、TVを付けたら、クリスマス特集をしていたのですが、
「こうあるべきの前提」が演出や出演者達に感じられ、
なんとも言えない感情がわいてきました。
(パリピが正解、ボッチの人をいじってもいいという空気)
こういったモヤモヤが出た時は、
「チャンス!」とばかりに、自己分析がはじまるのは職業病。
胸のモヤモヤに意識を集中させると、
・価値観を押し付けられて、ムカムカした反発心。
・どこかクリスマスを楽しみにしている気持。
・それを素直に楽しまない自分への嫌悪感。
・集団でクリスマスを楽しめる人を見て、憧れ?嫉妬?劣等感?
「あー、色んな感情が出て、振り回されてるなぁ」と気づき、
最後はそんな自分に「フフッ」と笑ってしまいました。
私はもともと、イベントごどは苦手なんですが、
クリスマスとお正月は特に、社会全体からの圧を感じてしまいます。
私は気質的にも「こうあるべき」に囚われやすいので、
「クリスマスやお正月は、このように過ごすべきだ」
といった謎のルールを無自覚に受け入れ、自分を縛ってしまいます。
「こうあるべき」といった謎ルールは、
もしかしたら、皆さんの中にもあるかもしれませんね。
そこで、一つ質問です。
もしも、「クリスマス」というイベントが擬人化し、
喋れるとしたら、あなたに何て話しかけてくるような気がしますか?
「ハッピークリスマス!ウキウキだね!!」
「クリスマスは、誰と、どう過ごすの? え、一人??寂しくない!?」
「プレゼント、ケーキ、ちゃんと用意できてる?」
この、クリスマスがかけてくる言葉は、
あなたの心の声を投影するセリフです。
クリスマスをポジティブに感じている人は、前向きなセリフ。
クリスマスをネガティブに感じている人は、後ろ向きなセリフ。
ちなみに私がやってみたら、
「どうせやるなら、素直に、クリスマスを過ごしなさいよ!」といった、
きびしいお言葉が出てきました…。
(子どもリクエストで、クリスマス料理を作る予定なんで、それはそれで楽しみなんです)
まぁ、クリスマス特集を見てザワザワしたということは、
私の中の「こうあるべき」が反応した証拠なので、そのセリフが自分から出たことも納得。
家に1人だったので、胸に手を当てて、
「無理に、楽しいと思わなくていいよ」
「イベントに、乗るも乗らないも、自分で選んでいいんだよ」
「良い感情も、悪い感情も、どっちもあっていいんだよ」
と、自分自身に声をかけてあげたら、落ち着いてきました。
なにを楽しいと感じるか、どのような時が心地良いかは、
あなたの中だけにあり、正解はありません。
もし、あなたの行動の選択基準が「こうあるべき」に基づいていたら、
それに気づいて欲しいと思います。
もし、あなたの選択基準が「自分の本心」ではなく、
社会や他人の「こうあるべき」だった時は、心のザワザワが教えてくれるでしょう。
クリスマス・年末年始・お正月は「こうあるべき」と言った、
正解やモデルケースが存在する幻想に囚われる時期です。
もちろん、文化を継承していく為に「こうあるべき」という過ごし方は、大事かもしれません。
ですが、どう過ごすにしろ、一度立ち止まり、自分の心に聞いてみてください。
「私は本当のところ、何を感じてる?」
「私は、本当は、どうしたい?」
「私は、どんな気持ちで過ごしたい?」
もしかして、自分がこうしたいと分かっても、
まわりの環境で、自分の過ごしたいように過ごせないもしれません。
けれど、自分の心の声を聞いていれば、
「本当はゆっくり過ごしたいけど、△△の為に○○しよう」と、
自分で行動を選択したことになります。
自覚を持って選択した行動は、
今後、検証することができ、改善の余地がうまれるので、
未来に向かって、自分がより楽になる可能性がうまれます。
こうあるべき思考のみなさん(私もふくめて)、
「こうあるべき」の謎ルールから抜け出す為に、
まずは、どんなルールがあるか、自分は本当はどうしたいのかに気づいてくださいね♪
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