「自分を好きになりたいけれど、自分が嫌い」といった葛藤はありませんか?
私は、この感覚には馴染みが深く、記憶をたどると幼稚園の頃にはそう考えていました。
ホームページ上にプロフィールもありますが、ブログでは、年代ごとにもう少し深く語っていきたいと思います。
同じ年代で、似たような悩みを持っている人の参考になればと考えています。
きれいな物、空想、動物が大好きだった子供時代
私の記憶は、3~4歳頃からはじまっています。
小さい頃、私はきれいな物を見ること、空想すること、動物との触れ合いが大好きでした。
毎日が安心感に包まれて、HSPの気質が素直に出ていた時期だと思います。
幸せの記憶の中で、特に思い出すのが、
ビー玉1個1個に名前をつけ窓辺に並べ、キラキラを楽しんでいる私。
大好きな絵本を何度も開き、想像の中でその物語の中で過ごし、楽しんでいた私。
犬や猫、ウサギや亀など、動物の世話をしている私。
その幸福感は私の宝物で、今でもそのワクワクを覚えています。
幼稚園でパニック状態
「ママ、ママ」と泣き叫ぶ日々
そんな幸せな日々の裏で、私にとって大問題になっていたのが、幼稚園でした。
母親から引き離され、知らない子達が沢山いる幼稚園で、私は毎日パニック状態でした。
「いや、行きたくない。ママ、ママ」と泣き叫びながら登園する自分を、今でも覚えています。
ジロジロとこっちを見る親子、困った顔の母親、私と母を引き離す先生、怒っている園長先生。
泣けば泣くほど、みんなが見てきて、そのせいで余計泣き叫ぶといった日々でした。
先生に「並びなさい」と言われ、適当に並んでいいのか、決まった順か分からずに、大泣き。
「トイレに行きたい」と言えず、おもらしをして、大泣き。
お弁当を全部食べれず、大泣き。
友だちに強い言葉を言われて、大泣き。
しまいには、泣いていることをからかわれて、大泣き。
「泣き声の先には、必ずもとちゃん(私の愛称)がいる」と、母は先生から言われていたそうです…
「あの子みたいに、なりたいな…」 気が弱い自分が嫌い
他には「あの子みたいに、なりたいな…」と、強く思った記憶が残っています。
状況を説明すると、
私はブランコが大好きだったんですが、次に並んでいる子を気遣い、すぐに譲ってしまう子でした。
けれど、多くの子が「変わって」と言われるまでこぎ続けたり、中には「変わって」と言われても「イヤ!」と自己主張する猛者のような子もいました…。
私は「変わって」も自分からは言えず、いつも先生頼りだったのですが、ある日「自分で言ってごらん」と背中を押されました。
気が弱かった私は、その頃から気が強い子に意地悪をされていたので、怖すぎて「変わって」なんて言えず、その時から、ブランコに乗るのを諦めました…。
「あの子達みたいに、なりたいな」と、グランドの隅から、楽しそうにブランコをこぐ子達を見ていたことを鮮明に覚えています。
「恥ずかしい」「ダメな私」「人が怖い」の価値観
幼稚園の頃を、久々に思い出してみました。
もちろん、幼稚園で楽しかった思い出も色々とあります。
ですが、その後の生きづらさの観点から思い返すと、その頃に「みんなに笑われて、恥ずかしい」「ダメな私」「人が怖い」といった感覚が根付いたかな…と思います。
3~4歳でそんなことを思うなんて、どんなにきつかっただろうと、あの頃の私をいじらしくも感じます。
記事を読んで、つらくなった方へ
もし私と同じような経験をされ、記憶がよみがえり、つらくなった方がいたら、ごめんなさい。
(※つらい記憶はカウンセリングで楽になるので、是非ご活用ください。特にインナーチャイルドヒーリングが有効です)
そういう方はイメージの中でタイムマシーンに乗って、”小さい頃のあなた”に会いに行ってあげてください。
そして、その子に向かって「こわいね」「よしよし」と言いながら、思いきり抱きしめてあげてください。
”小さい頃のあなた”が、安心できたら、きっと笑いながら駆け出し、自由に遊びまわるでしょう。
そんな小さい頃のあなたを、優しく見守ってあげてくださいね。
私のようなお子さんをもつ親御さんへ
また、私と似たようなお子さんを持つ親御さんがいたら、お子さんにとって保育園・幼稚園は、社会に出ていく上で最初のハードルかもしれません。
元気に楽しく過ごしている他の子と比べて、「自分の子は…」と不安になるかもしれません。
けれど、その子のペースで、無理なく簡単にできることから慣らし、自信をつけてあげれば大丈夫です。
また「こんなに弱くてどうするの」「どうして、そんなに泣くの」とイライラしてしまう親御さんのご相談もよく受けます。
ですが、そう思うご自身を責めすぎないでください。
お子さんに幸せになって欲しいからこそ、わいてくる感情です。
その上で、お子さんに「強くなれ!」と無理強いするより、その子の性格を受け入れ、その子にあった環境・ペースを見つけてあげた方が、家族みんなの幸福度が上がるということも、泣き虫だった私からのメッセージです。
不定期になりますが、次回は小学校時代を、思い返してみようと思います。
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同じような体験をした者にしか分からない気持ちがあります。
あなたのつらかった気持に寄り添え、あなたが望む未来に進むお手伝いができたら幸いです。
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