「変わりたいのに、変われない」
「生きてるだけで精一杯」--そんなあなたへ
ホッと力が抜け、
“自分の強み”を取り戻していくカウンセリングを行っています。
カウンセリングルーム -comfort heart(@熊本)
心理カウンセラーの峠素子です
平日10時~17時(土日祝・その他の時間:ご相談ください) 【zoom:全国対応】【対面:女性限定・熊本市】
「変わりたいのに、変われない」
「生きてるだけで精一杯」--そんなあなたへ
ホッと力が抜け、
“自分の強み”を取り戻していくカウンセリングを行っています。
カウンセリングルーム -comfort heart(@熊本)
心理カウンセラーの峠素子です
「自分の顔や体型が大嫌い」「自分って、可愛くないな…」
そんなふうに感じたことはありませんか?
または、見た目を人と比べて落ち込んでしまったり、鏡を見たくなくなったり…。
こういう悩みは、誰かに話しても解決することはないし、
相談しても、相手に「そんなことないよ」と気を遣わせてしまうだけのような気がするので、なかなか話せませんよね…。
だからこそ、容姿コンプレックスのある人は、一人でずっと抱え込んでしまう傾向にあります。
でも、容姿のコンプレックスは見た目の問題ではなく、実は心の奥にある「自分はこのままで価値がない」という思い込みと深くつながっています。
今回の記事では、容姿コンプレックスで悩んでいる人の気持ちを少しでも軽くして、「私も大丈夫かもしれない」と思っていただけるようなヒントをお届けできたら嬉しいです。
自分の容姿が嫌いだから、コンプレックスを克服し、自信を持つために一生懸命に自分磨きをする。
それ自体はとても前向きで素敵なことだと思います。
でも、その方向性には、気をつけてほしい危うさもあります。
なぜかというと、
「容姿を変えたい」という気持ちの土台に、「今の自分はダメだ」という深い自己否定が隠れていることが多いからです。
自分の存在を否定したまま努力を続けると、どんどん「ありのままの自分はダメだ」という自己暗示が強くなってしまいます。
その状態で自信をつけようとするのは、とても苦しいことです。
努力すればするほど、自己肯定感が下がってしまうという悲しい悪循環に陥ってしまいます・・・。
こうした人は、たとえダイエットに成功したとしても、
「もっと痩せなきゃ」「目や鼻の形が変かもしれない」「容姿だけ整えても意味がない」と、次々に新しい不安や苦しみが湧いてきて、今の自分にOKを出すことはできません。
どれだけ外見を変えても、安心感が生まれないのは、この「自己否定の思い込み」が心の奥に残ったままだからです。
だからこそ、一度立ち止まってみてほしいのです。
容姿コンプレックスをなくすために本当に必要なのは、外見を変える努力ではありません。
「私はこのままでも価値のある存在だ」という感覚を育てていくことに、解決の糸口があるのです。
容姿コンプレックスに悩む人は、他のどんな魅力や能力があっても、「それでも私はダメだ」という思い込みから抜けられない傾向が強いです。
つまり、「私はこのままでも価値のある存在だ」という感覚がどうしても持てないのです。
その根源は、幼少期の体験や周囲からの何気ない言葉にあることが多いです。
例えば、
・小さいころ「もっと痩せなきゃ」と周りの大人に言われ続けた
・「あの子のほうが可愛いね」と他人と比べられた
・思春期に友だちに容姿をからかわれた
もしかしたら、これを読んでいるあなたにも、思い出す出来事があるかもしれません。
こうした経験は、無意識のうちに「ありのままの私は認められない」「私はこのままだと価値がない」という感覚を心に刷り込んでしまいます。
その結果、大人になっても「醜い私は愛されない」「変わらないと価値がない」と、自分を追い詰める心のクセが続いていくのです…。
こうした自己否定の思い込みは、実際の生活でさまざまな苦しみを生みます。
たとえば、私のカウンセリングを受けてくれたAさんも、長いこと容姿のことで強い不安を抱えていました。
もともとメイクが大好きで、美容の仕事に就くほど努力家だったAさんですが、がんばりすぎて鬱を経験されました。
ですが、鬱の症状が落ち着いたあとも、「自分なんて・・・」といった自己否定がなかなか止まりません。
美容学校で表彰されるほどのメイクの技術を持ち、周りからは「かわいいね」と言われても、Aさんの心には届きません。
「すっぴんの自分が気持ち悪い」と繰り返し、どれだけメイクが上手くいっても安心できず、何度も鏡を確認しては不安に襲われていました。
その気持ちを一緒に言葉にしながら、丁寧に向き合っていく中で、中学生の頃の記憶がよみがえってきました。
男子に何度も「ブス」と言われたこと。
それはとてもつらく、悔しい経験で、Aさんの心に深い傷を残していました。
その痛みを原動力に、Aさんは「きれいにならなきゃ」と必死に努力し、憧れの美容の仕事にも就かれましたが、でも心の奥底ではずっと「かわいくない私は、何をしても認められない」という思い込みが消えなかったのです。
だからこそ、「もっともっと」と自分を追い詰め、心が限界を迎え鬱になってしまったのです。
そんなAさんが少しずつ変わり始めたのは、カウンセリングで「容姿を磨くこと」ではなく、「今の自分をそのまま受けとめること」に目を向けるようになってからでした。
いじめの痛みを和らげる心理療法も一緒に進めていくうちに、Aさんは「このままの私にも、ちゃんと価値があるのかもしれない」と感じられるようになっていきました。
こうして、少しずつ『見た目を変える努力ではなく、自分を認める練習』に取り組んでいきました。
その結果、Aさんの中で考え方が大きく変わっていきました。
Aさんの価値観の変化は以下の通りです。
カウンセリング前の苦しい価値観
・「私はブスだから愛されない」という決めつけ
・「見た目が完璧でないと、自分には価値がない」という思い込み
カウンセリング後の新しい価値観
・本当に美しい人は「自分を不細工だ」と否定していない(内面美人)
・自分を好きになることで、個性を活かした唯一無二の美しさがにじみ出る
Aさんのセッションを通して、私も改めて「苦しみからの変化と成長の過程こそが、本当に美しく、尊いものだ」と心から感じることができました。
容姿のコンプレックスを手放すことは、簡単なことではないかもしれません。
何年も積み重なった思い込みや傷を、一人で短時間で消すことはできないからです。
でも、今日から少しずつ、こう問いかけてみてください。
「もしこの顔・この体型のままで大事にされるとしたら、どんなふうに過ごしたい?」
その答えを、できることから少しずつ行動にうつしてみてください。
そして、「私はこのままでも価値がある」と思うことを、自分に許可してあげてください。
それが、あなたの中に眠っている「自分らしい美しさ」を目覚めさせる、本当の第一歩です。
あなたは誰かと比べなくてもいいし、自分を隠さなくても大丈夫です。
そのままのあなたで、大事にされていい存在です。
どうか、あなた自身があなたを愛し、自分に優しくしてください。
その安心感に包まれたときに輝く美しさこそが、あなたの求めていた本物の美しさです。
容姿コンプレックス、あなたはお持ちですか?
実は私も、小学生の頃にアトピーがひどく「ぶつぶつ」といじめられたことで、「自分は醜い」といった価値観が根深く残り、鏡も写真も大嫌いでした。
ですが、カウンセリングで今の自分の存在を受け入れることができたら、自分の容姿までも変わってきました。
私は誰もが振り返るような容姿の美しさはありません。
・・・が、唯一無二の個性があり、それを活かすことがとても楽しいです。
「自分が好き」と胸を張って言えて、鏡を直視できる毎日はとても幸せです。
もし、あなたが自分の容姿で悩むことがあったら、それは強い自己否定が根底にあるのかもしれません。
自分を大切にする為に、よかったらお試しカウンセリングから活用ください。
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