第3回|相手にあわせなくても、そこにいてもいい ~「自分が分からない」状態から抜ける第一歩 ~

「変わりたいのに、変われない」
「生きてるだけで精一杯」--そんなあなたへ
ホッと力が抜け、
“自分の強み”を取り戻していくカウンセリングを行っています。

カウンセリングルーム -comfort heart(@熊本)
心理カウンセラーの峠素子です



「人によって自分が変わる」シリーズ(全3回)、最終回です。

第1回では、「自分が分からない私は普通じゃないのか」という不安についてお話ししました。

第2回では、「人によって自分が変わるのは自分がないからではなく、そうせざるを得ない生き方だった」という背景をお伝えしました。

今回は、その先の話です。

人といると、無意識に人に合わせてしまう。
相手の気持ちを察し、場の空気を読み、自然と反応してしまう。

そんな自分に心当たりはありませんか。

そんな反応の心理的背景にあるのは、
・合わせないと嫌われそう。
・合わせないと、ここにいられなくなりそう。

こうした背景については、第2回で詳しくお話ししましたが、その結果「自分が分からない」といいった現象が起こります。

ただ、「自分が分からない」ことで、自分を責めることはしないでくださいね。

それは、あなたが生き延びるために身につけてきた反応でした。

ここで、少しだけ視点を変えていきましょう。

「自分が分からない」状態から抜けるために、無理に本音を探す必要はありません。

また、人に合わせるのを、無理にやめなくても大丈夫です。

必要なのは、合わせなくてもここにいていいという体験です。

多くの人は、自分を出せないから苦しいと思っています。

でも実際には、反応する、合わせる、空気に乗る。
そうしているうちに、自分が消えていきます。

その、出す前に消えてしまう感覚があるので、ずっとしんどいのです。

では、どうすればいいのでしょうか。

やることは、とても小さいことです。

人に合わせるのを、ほんの少しだけ遅らせます。

【一呼吸置く】
・すぐに頷かない
・すぐに言葉を返さない

【言葉を変える】
・「そうだね」ではなく、「そうなんだ」

それだけです。

そのとき、あなたは新しい小さな体験をします。

合わせなくても、私はここにいれた。
・何も差し出さなくても、私は消えなかった。

この体験が、とても大切です。

これまであなたは、自分を差し出すことで、そこに存在してOKといった、「存在証明の通貨」を使って生きてきました。

相手を察する。合わせる。求められる役を担う。
それはあなたを守るために必要な方法でした。

だから、いきなり全部を手放す必要はありません。

今日は一度だけ黙ってみる。
今日は一度だけ頷くだけにしてみる。
今日は一度だけ、何も差し出さずにそこにいる。
それでもあなたの存在が消えることはありません。

自分を差し出す存在証明の通貨。
その通貨を使わない瞬間を、少しだけ増やしていきましょう。

自分が分からない状態から抜けるとは、いきなり主張できるようになることでもありません。

堂々と振る舞えるようになることでもありません。

自分を消さない体験を、重ねていくことです。

その体験が増えていくと、少しずつ自分の感覚が戻ってきます。

すぐに、自分がどんな人間か、なにが好きか、分からなくてもいいのです。

今は分からなくて当然だったのです。

自分が分からないと感じてきた人ほど、実はずっと自分を守り続けてきた人です。

あなたはおかしくなんかないし、間違ってもいません。

そんな生き方をせざるをえなかっただけです。

あなたは普通じゃなかったのではありません。
そうやって生き延びてきただけでした。

このシリーズが、
「私は普通じゃない」という不安を、「私はそう生きてきただけだった」という理解に変えるきっかけになっていたら嬉しいです。

そして、ほんの少しでいいので、あなたの心地よさが戻ってきますように。

「普通になりたい」「自分が分からない」「人にあわせてばかり」

こういったお悩みがある方は、空気を読んで、自分を抑えるクセがある方が多いです。

場の空気はよくなりますが、あなた自身の幸せにつながるかは分かりません。

今がしんどいな、自分のクセを変えていきたいなと思う方は、是非、カウンセリングを活用してください。

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